2017年10月23日

寂しい時にはとことん寂しさに浸る(サイモン&ガーファンクル)

寂しい時にはとことん寂しさに浸る(サイモン&ガーファンクル)
先日、いつも通ってくれるお客さんが、いつものようにしっとりと飲んでいたので、
雰囲気に合いそうなレコードをかけてみた。それが「サイモン&ガーファンクル」。
するとその人は語り始めた。
「進学で東京で初めて一人暮らしを始めたとき、最初は寂しくてこのレコードをよく聴いていた。」
「こんなしっとりとした曲を聴いていたら、もっと寂しくなるんじゃない?」
私は答えたが、その直後に自分で否定した。
「そうだねぇ、寂しいときはしっとりとした曲を聴きたくなるよね」
自分でフォローを続ける。
「落ち込んだ時に無理に賑やかな音楽を聴いても、胸の中に落ちてこないもんね」
少し意味合いは違うかもしれないが、失恋した女性がよく中島みゆきの曲を聴くということを思い出した。
少し例えが古いか?いや、現在でもそれに共感してくれる人はいると思う・・・。
寂しい時、落ち込んでいる時には、無理にその気持ちに反発しようとせず、どっぷりとその気持ちに浸ってみるのもいいと思う。
いつか、落ち込んでいることに飽きてくることもあるから・・・。

今宵も新たな出逢いに期待して。


同じカテゴリー(レコード)の記事画像
Piano Man
女三人寄れば
気が滅入ると(We Are The World)
マスターの引退(アートペッパー)
クリスマスなんて嫌いだ!(ビング・クロスビー)
酔いどれ詩人(トム・ウェイツ)
同じカテゴリー(レコード)の記事
 Piano Man (2021-02-22 20:00)
 女三人寄れば (2019-04-22 20:00)
 気が滅入ると(We Are The World) (2018-07-23 20:00)
 マスターの引退(アートペッパー) (2018-03-23 21:00)
 クリスマスなんて嫌いだ!(ビング・クロスビー) (2017-12-19 20:45)
 酔いどれ詩人(トム・ウェイツ) (2017-10-12 20:34)

Posted by Nishiyan at 20:55│Comments(0)レコード
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
寂しい時にはとことん寂しさに浸る(サイモン&ガーファンクル)
    コメント(0)