2017年10月23日
寂しい時にはとことん寂しさに浸る(サイモン&ガーファンクル)
先日、いつも通ってくれるお客さんが、いつものようにしっとりと飲んでいたので、
雰囲気に合いそうなレコードをかけてみた。それが「サイモン&ガーファンクル」。
するとその人は語り始めた。
「進学で東京で初めて一人暮らしを始めたとき、最初は寂しくてこのレコードをよく聴いていた。」
「こんなしっとりとした曲を聴いていたら、もっと寂しくなるんじゃない?」
私は答えたが、その直後に自分で否定した。
「そうだねぇ、寂しいときはしっとりとした曲を聴きたくなるよね」
自分でフォローを続ける。
「落ち込んだ時に無理に賑やかな音楽を聴いても、胸の中に落ちてこないもんね」
少し意味合いは違うかもしれないが、失恋した女性がよく中島みゆきの曲を聴くということを思い出した。
少し例えが古いか?いや、現在でもそれに共感してくれる人はいると思う・・・。
寂しい時、落ち込んでいる時には、無理にその気持ちに反発しようとせず、どっぷりとその気持ちに浸ってみるのもいいと思う。
いつか、落ち込んでいることに飽きてくることもあるから・・・。
今宵も新たな出逢いに期待して。
Posted by Nishiyan at 20:55│Comments(0)
│レコード
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